伝えられし教え。

こんばんは。

連休の中休み。
どっちが休みか分りませんが、
今日から5月スタートです。

先週からの予報からは変わって、
和歌山は天気がややこしい日が続くようです。
週末からは晴れてきそうなので、
外の予定がある方は週末への変更をおススメします。

さて、今日でM6のレポートを最後にしたいと思います。
最期は小渕浜の神社のお話。

僕は小渕浜へは今回で3回目の訪問でしたが、
この神社の存在をはじめて知りました。

とても古そうな神社。
石の灯篭には昭和9年とかかれてました。

そんな神社の入り口で見つけた石碑。

そこに書かれていたのは津波への教えでした。

昭和八年三月三日
大震災記念
一、地震があったら津波の用心
一、津波が来たらこれより高い所へ
一、危険区域内に住居をするな

そして、当時の被害状況が記されていました。

この神社は浜のすぐ裏山の、
少し上ったところにありました。

この浜でも、もちろん大きな被害がありました。
しかし、昔からの教えの元、ほとんどの舟が地震後すぐに沖に向かい、
難を逃れ、早い復興に繋がっています。

島国であり、四季を持ち、多くの自然と共にある日本。

何処にいても何らかの危険は必ずあり、
全てから逃れるのは無理である。

しかし、そこに生きる限り、
その土地を知り、いざと言うときに備え、
尊き命を守る事。
生きる術を知る事。
共に助け合う事の大切さを改めて知りました。

僕はこの活動を通して、
あらゆる面で多くのことを学ばさせてもらいました。

復興支援がいつしか学びへのお礼に変わってきているのかもしれません。

また、『ありがとう』を伝えるために次のミッションへ。

We are one