M5レポート @石巻。

女川町を後にして6日の午後と7日の午前中に石巻を回りました。
街に入ってすぐに僕は道幅がとても広くなったと感じた、
それは道路わきを埋め尽くしていた瓦礫が無くなったからだった。
まず僕達は石巻の海岸線が見渡せる日和山にのぼり、
どのように変わったかを確かめた。


上が春の写真、下が今回の写真。
あいにくの雨でとても見えにくいですが、
瓦礫がほぼなくなっているのがわかりました。
しかし、横を通る川の対岸には、その瓦礫がはるか高く積み上げられていました。

街は綺麗になり、チェーン店などの大きなお店やコンビニはほとんど復旧していますが、
商店街などの個人商店などはシャッターが下りたままのところが大半でした。
しかし、街には新たにこのような場所も出来ており、
街を明るくしています。

渡波地区へ移動し、M2で知り合った林正商店さんへ伺うと、
目を疑うほどの活気で驚きました。


震災前は数十件が写真の機械を使い、
秋刀魚を選別し出荷していたのですが、
この機械も残ったのは林正さんを含めて3台だけとの事。
仕事が集中し人手も足りないそうです。
人手に関しては、
仕事を失い困ってる人も多いと思っていましたが、
一部の方たちは失業保険の期間延長に伴い、
仕事への意欲を失いかけてきており、
石巻では求人が溢れているとの事でした。
いろんな心情があると思いますが、
何か複雑な思いを持ちました。
仕事を再開する前に、
自分達だけが。。と言う思いで悩んでいた林さん。
今は自分を信じてどんどん前に向いて進んでいます。

きっと数年後には街を引っ張っていく一人になっているでしょう。
林君
今回も凄いパワーをもらいました。
また春に和歌山で会えるのを楽しみにしているよ。

安住さん
いつも満面の笑顔で僕達を迎えてくれて、本当にありがとうございます。
また、素晴らしい写真集とビデオを見せてもらえ、
凄くうれしかったです。
いつか一緒に海に入れる日を楽しみにしています。

ナオミさん
楽しい楽しい時間を本当にありがとうございました。
また、強い意志をもち、大好きな水上の町の為に、
本気で前に進んでいるその想いと行動に心から尊敬します。
何か出来る事があれば、なんでも言ってください。
大好きな街、大切な人、代わりの無いものを多く失った中、
笑顔を忘れず、前に進んでいる人たちに出会い、
僕はとても大きなものを学ぶ事が出来ました。


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